「秋の色」と、ちょっと意外な慣用色名

みなさん、こんにちは。
iro-laboの南です。

少しずつ日が落ちるのが早くなり、朝晩の涼しい風にほんのりと秋の気配を感じる季節になってきましたね。
あんなに厳しかった夏の暑さも和らぎ、ほっと一息つかれている方も多いのではないでしょうか。
季節の変わり目は、知らず知らずのうちに夏の疲れが出やすい時期でもあります。体調を崩されないよう、どうぞご自愛くださいね。

そして、これから私たちの周りには一気に「秋の慣用色名」が増えてきます。
特に秋は、美味しそうな食べ物に由来する色の名前がたくさん街に溢れる季節です。

たとえば、

ほっこりとした温かみのある「栗色(くりいろ)」

鮮やかで元気をもらえる、実りの秋の代名詞>「パンプキン」

どちらも名前を聞いただけで、ツヤツヤした栗や、おいしそうなカボチャの「あの色ね!」と、すぐに頭に浮かんできますよね。
このように、誰もが共通して具体的な色をイメージできるのが慣用色名の素晴らしいところ。

そんな身近な慣用色名ですが、よーく考えてみると「あれ?」と思う不思議な名前もあるのをご存知ですか?

例えば、おでんにつける「芥子色(からしいろ)」です。

「芥子色」と言えば、みなさん少し、くすんだ渋みのある黄色(マスタードイエロー)を思い浮かべますよね。

でも、植物としての「からし(菜)」に咲く花の色は、実は菜の花のような、とても鮮やかで明るい黄色なんです。
私たちが普段「芥子色」と呼んでファッションやインテリアで楽しんでいるあの渋い色は、花の色ではなく、種子をすり潰して練り上げた「調味料のからし」の色。

身近な色名だからこそ、何を基準に名付けられたのかを紐解くと、意外な発見があって面白いですよね。

普段何気なく使っている「栗色」「芥子色」といった言葉も、秋の味覚を味わいながら「だからこの名前なんだ!」と意識してみると、いつもの秋の風景が少し違って見えてくるかもしれません。

これから深まる秋を、ぜひ身近な「色」の目線からも楽しんでみてくださいね。

 


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